SALES
現在は営業第二部で工場関係のお客さまに対しての営業を担当しています。工場関係の営業は物件規模も大きく、提案商材・手法も幅広いので難しさもありますが、日々楽しいと感じています。
また、全社的に民間市場の開拓に力を入れており、その業務に自分が携わることができているのは誇りでもあります。ひと口に『工場』と言っても食品、化学、金属や鍍金、薬品、繊維、紙など、お客さまによって取り扱うものがまったく異なります。以前に担当した食品工場から求められたのは防犯ではなく、冷蔵庫・冷凍庫の温度管理。上限と下限の設定温度を超えるとOSS本社のコントロールセンターに異常信号を送り、お客さまと連携するという内容でした。
このようにお客さまのニーズが多様である分、その場では答えられないことや、本当にできるのか?と思うようなケースも少なくありません。幅広い知識と経験が必要なことは難しくもあり、楽しさにもつながっています。
お客さまとお話しする際にはご要望に合わせるだけでなく、実際に私自身が現場に足を運び、気づいたことを組み合わせて提案するようにしています。
たとえば、当初は『最終退出者が警備をセットすると建屋全体が警戒状態になる』という一般的なセキュリティ方法をお求めであったとしても、現地にお伺いすると業種、業務内容によっては運用が現実的に難しい場合があります。そうしたときには私自身が本当に必要だと思ったセキュリティを提案します。
そのような姿勢で営業に取り組むことで、たとえ見積もり金額が想定よりも高くなったとしても、大手警備会社との競合に勝ち抜けるケースも珍しくありません。自分の足と、アイデアで、大きな仕事に結びつくというのは、営業冥利につきると思います。
営業第二部に配属当初、はじめてひとりで新規提案のお客さまのもとへ行ったときのことは今でも忘れることができません。
『準備力』が大切であるということを、先輩社員との同行研修時にずっと教えられていましたが、その日の私は満足に調べることもせずに現地へ。『駆け付け警備の待機所はどこにあって、どこが一番近いのか?』『出動時間はどのくらいか?』といった基本的な質問にも、しっかりとした答えを出すことができませんでした。
結果的にクライアントからは信頼を失い、見積もりさえもお出しすることができませんでした。準備を怠ることで相見積もりのステージにも立てないという厳しさを痛感すると同時に、仕事に向き合う姿勢を叩き直された出来事でした。
案件の中には、非常に短い期間での工事完了を求められるものもあります。また、すでに工期が決定しており、今すぐにでも技術チームと調整に入らなければいけない状況にも関わらず、相見積もりをご希望されるケースも少なくありません。
そのようなときにこそ、準備力が試されます。たとえば、受注前であっても社内で工事日程を仮押さえし、関係者ともしっかりと連携しておく。実際、すぐにでも動ける体制を整えた上で見積もり提示に臨むことで受注に至った事例も数多く経験してきました。
OSSならイレギュラーな案件にも万全の体制を整えられる、そんな信頼を得てこられたのも適切な準備があったからこそ。配属当初の経験は、私自身を大きく成長させてくれたと思っています。
将来家族を持つことを考えるとできるだけ長く、1か所に落ち着いて仕事をしたいと思っていたので、転勤がないOSSは非常に魅力的な職場環境でした。また、Daigasグループのブランド力や、将来にわたって安定が望めることもポイントのひとつです。
現在は結婚をし、夫婦共働きの状態。OSSはワークライフバランスを整えることを応援してくれるので、主夫活動にもしっかりと励むことができています。
将来的にはマネジャーなど、管理職のポストを目指していきたいと思っています。また、新卒入社して6年が経ち、後輩たちも増えてきました。これまでは自分の成果を上げることだけに注力してきましたが、今後はチーフのサポートと同時に後輩への指導も意識していく必要があると感じています。
OSSの営業チームは、個人戦ではなく団体戦。チームとして成果を上げるために上司、同僚も一緒に考えてくれます。これからもそんな素晴らしいメンバーとともに切磋琢磨し、お客さまの安心と安全を守るお手伝いをしていければ幸せです。
入社 研修・OJT
営業第二部配属
民間法人向けセキュリティ提案営業
[ 始業 ]
グループミーティング
事務処理(見積・提案書の作成)
移動・昼休憩
顧客対応(見積もり提示、提案仕様の説明)・移動
顧客対応(顧客ヒアリング、物件現地調査)・移動
事務処理(情報データ入力)
[ 退社 ]