NEW 2021/10/12 防犯 令和元年では、侵入窃盗の半数は一戸建て住宅への侵入窃盗だったという調査結果があります。そのため、一戸建ての場合はより慎重な防犯対策が必要です。この記事では、ホームセキュリティを導入したいと検討している人に向けて、防犯の基本やホームセキュリティ選びのポイントなどを解説します。ぜひ、防犯対策の強化にお役立てください。 目次 ホームセキュリティを始める際に抑えておくべき防犯の基本 ホームセキュリティ選びのポイント ホームセキュリティ選びのポイント【1】料金を比較して選ぶ ホームセキュリティ選びのポイント【2】プランの内容や対応範囲を確認する ホームセキュリティ選びのポイント【3】補償の条件や範囲 ホームセキュリティ選びのポイント【4】セキュリティ機器の使いやすさ ホームセキュリティ選びのポイント【5】評判の良い会社を選ぶ まとめ ホームセキュリティを始める際に抑えておくべき防犯の基本 住居に侵入する犯罪は多く、ホームセキュリティでは侵入犯罪対策がポイントとなります。なかでも窓の鍵の無締りを狙って侵入されるケースが多いため、窓部分はより一層注意が必要です。ここでは、ホームセキュリティの基本的な防犯対策を紹介します。 防犯対策はなぜ必要か 侵入窃盗として認知されている件数のなかで、一戸建て住宅への侵入窃盗は43.9%ともっとも多くなっています。マンションなどの共同住宅では14.8%であるため、比較すると一戸建て住宅が狙われやすいことがわかるでしょう。 ホームセキュリティの導入や防犯意識の高まりなどを受けて、侵入窃盗自体は平成15年以降減少傾向にあります。しかし、令和元年においても1日あたり約79件も侵入窃盗が発生しており、防犯対策の必要性はなくなってはいません。 ※参考:住まいる防犯110番|警察庁 侵入犯の手口 侵入犯の手口は、おもに以下の3種類です。 ・窓やドアの無締り ・ドア錠破り ・ガラス破り 無締りとは鍵を締めていない状態のときを狙って侵入されることです。鍵を締めていても、かけられた鍵を開けて侵入することをドア錠破り、窓ガラスを割って侵入することをガラス破りといいます。なかでも、半数ちかくは無締りであるため、少しの外出でも鍵を締めるという簡単な対策でも、効果が大きいといえるでしょう。 ※参考:住まいる防犯110番|警察庁 半数以上は窓から侵入されている 住宅などの侵入する手口はおもに3種類だと前述しましたが、そのなかでももっとも多い手口が「窓からの侵入」です。一戸建て住宅への侵入窃盗25,374件のうち、14,462件つまり57%が窓からの侵入だと判明しています。 また、アパートなどの3階建て以下の共同住宅への侵入窃盗6,186件のうち、3,080件(49.8%)も窓から侵入されているという調査結果があります。このように、一戸建て、共同住宅に限らず窓からの侵入が多いため、窓やドアの施錠、防犯対策はかなり重要です。 ※参考:住まいる防犯110番|警察庁 窓やドアの防犯対策から始める ホームセキュリティについて考えるのであれば、まずは窓やドアの防犯対策をするとよいでしょう。たとえば、窓の鍵だけでなく補助錠を取り付けて2ロックにする、といったことです。そのほかにも、ボタン錠付きクレセントを取り付ける方法もあります。ボタン錠付きクレセントとは、ボタンを設定した回数押せば開錠できるタイプの補助錠です。 安全合わせ複層ガラスも効果的です。ガラスの間に樹脂中間膜を挟み込んでいるため、窓は割れてもなかには侵入できません。より防犯効果が高まります。 正しい戸締りがホームセキュリティの基本 前述したように、「窓の無締り」が原因で住宅に侵入されるケースが半数ちかくあります。そのため、ホームセキュリティの基本は正しい戸締りです。窓やドアの防犯対策を行っていても、戸締りを怠っていては意味がありません。窓やガラス窓に防犯対策を施したうえで、戸締りの確認を外出前後や就寝前にしっかりと行うことが重要です。 ホームセキュリティ選びのポイント 戸締まりは重要な防犯対策ですが、うっかり忘れてしまうときもあるでしょう。人間はミスを完全にゼロにすることは難しく、気をつけていても失念することがあります。そのため、確実に防犯対策を行うためには、ホームセキュリティの導入がおすすめです。 ここでは、ホームセキュリティを選ぶときに注意すべきポイント5つについて解説します。 ホームセキュリティ選びのポイント【1】料金を比較して選ぶ ホームセキュリティは、企業やプランなどによって料金が異なります。ホームページ上に料金の目安を記載している場合もありますが、あくまでもモデル料金のため見積もりを出して比較しましょう。自宅の間取りやライフスタイルなどによって設置するセンサー数や種類なども異なるため、複数社で見積もりを取り、プランの内容を精査したうえで料金を比較することが重要です。 基本的な料金 ホームセキュリティでは、工事費などの初期費用や月額料金などの基本的な料金がかかります。機器をレンタルするのか、それとも買い取って設置するのかによっても料金は異なるため、見積もり段階で確認してください。機器をレンタルする際には保証金がかかる場合もあります。 出動料金 基本料金のほかに、警備員が出動する度に料金がかかるサービスがあります。ただし、プランによっては月額料金に出動料金が含まれている場合もあります。基本料金は安くても、出動料金が高い場合もあるでしょう。基本料金だけでコストを見比べるのではなく、出動料金もチェックしてください。 ホームセキュリティ選びのポイント【2】プランの内容や対応範囲を確認する 基本プラン内でどのようなサービスを提供されるのかも比較しましょう。たとえば、防犯だけではなく、非常通報や火災監視などが基本プランに含まれているケースかどうか、といったことです。また、「外出時のみ」と「外出・在宅時」などプランによってホームセキュリティサービスの対応時間は異なります。自分のライフスタイルにあったものを選びましょう。 ホームセキュリティ選びのポイント【3】補償の条件や範囲 ホームセキュリティでは、監視カメラやセンサー、アラームなどの機器を導入します。機器の修理や交換などに補償があるかどうかチェックしましょう。 また、被害にあった際に盗難保険で保険金が支払われるサービスもあります。そのため、機器にかんする補償や盗難保険などについても確認してください。 ホームセキュリティ選びのポイント【4】セキュリティ機器の使いやすさ 企業やプランなどによって、利用できるセキュリティ機器はさまざまです。導入したものの使い方がわからない、使い勝手が悪いというケースもあるでしょう。家庭によって使いやすい機器は異なるため、実際の使用感を事前に確認することがおすすめです。 ホームセキュリティ選びのポイント【5】評判の良い会社を選ぶ ホームセキュリティを選ぶ際には、会社の評判も重要です。しかし、ホームセキュリティのサービスは、そこまで多くはなく評判を判断しにくいかもしれません。実際にホームセキュリティを導入している知人の口コミ、口コミサイトなどを総合的に参考にして、評判のよい会社を選びましょう。 まとめ 侵入犯の多くは窓から侵入するとされており、戸締りへの意識だけでなくホームセキュリティなどの防犯対策が重要です。ホームセキュリティを選ぶ際には、契約件数や緊急発進拠点数、プランや料金、評判などを参考にして、自分にあった会社を選びましょう。 大阪ガスセキュリティサービス株式会社のホームセキュリティ「アイルス」は、24時間365日、異常時には駆けつけ対応を行っています。ガスの止め忘れ、自動通報や遠隔遮断など、Daigasグループならではの防災対応も魅力です。また、お客さまのライフスタイル・ご要望に応じて防犯設備士がきめ細やかにプランを設計いたします。 ホームセキュリティについてお悩み・ご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。 大阪ガスセキュリティサービスの資料請求はこちら お問い合わせ 資料請求