NEW 2021/10/07 みまもり高齢者 見守りサービスとは、高齢者の生活をさまざまな角度からサポートするためのサービスです。この記事では、離れて暮らしている高齢者の安否を心配されている方に向けて、おすすめの見守りサービスを紹介します。特徴や選び方についても解説するため、離れて暮らす高齢者をサポートするためにぜひご参考にしてください。 目次 安心できる老後の対策とは? 老後の「見守りサービス」とは? 見守りサービスの種類 機器を利用した見守りサービス 対人・有人タイプの見守りサービス 見守りサービスの選び方 まとめ 安心できる老後の対策とは? 安心して老後を過ごすためには、さまざまな対策が必要です。ここでは、具体的な対策について解説します。 住まい造り 年齢を重ねると体力が低下して足腰も弱くなるため、安心して暮らせる住まい造りをする必要があります。室内をバリアフリー化し、日々の生活を安全に送れるようにしましょう。場合によっては、本格的なリフォームも行うべきです。 また、高齢の親と子どもが同居する場合は2世帯住宅の建築も視野に入れるとよいでしょう。 老後資金の調達 老後も安心して生活するためにも、老後資金を確保しましょう。年をとっても暮らしやすい住まいを維持するには、リフォーム費や新しい住宅の建築費などがかかる可能性もあります。その場合、まとまった資金が必要です。 老後資金を調達する方法としては、リバースモーゲージやリースバックなどの方法もあります。リバースモーゲージは自宅を担保にして銀行から融資を受ける方法です。一方、リースバックは自宅を売却して代金を受け取り、賃貸契約を結んで自宅に住み続ける方法です。 見守りサービスの活用 高齢の親と離れて暮らす場合は、見守りサービスを活用すると安心です。高齢になれば、怪我や病気をしたり、日々の生活に不便を感じたりする場面も増えやすくなります。見守りサービスは、そのような状況をサポートするためのものです。さまざまなサービスがあるため、ニーズにあわせて選びましょう。 見守りサービスの詳細については、以下でさらに解説します。 老後の「見守りサービス」とは? 見守りサービスとは、高齢者の身の回りをサポートするためのサービスです。年をとった親が遠くに住んでいる場合でも、見守りサポートを利用すれば自分たちの代わりに必要な支援をしてもらえます。介護のサービスとは異なり、自立した生活を送るなかで発生する心配事を解消するために役立ちます。 見守りサービスの種類 見守りサービスとしては、さまざまな種類があります。たとえば、機器やセンサーを利用し、高齢者の様子を確認するサービスがあります。基本的に、高齢者が特別な操作をする必要はありません。 また、電話やメールで高齢者と連絡をとり、安否や健康状態を確認できるサービスもあります。担当者が高齢者のもとを定期的に訪問し、様子をみるサービスもおすすめです。見守りサービスが付随している食事の宅配サービスもあります。 機器を利用した見守りサービス 機器を利用した見守りサービスには、さまざまな種類があります。それぞれの特徴について解説します。 カメラ型見守りサービス 高齢者の自宅にカメラを設置し、目視により安否や健康状態をチェックするサービスです。特別な工事をしなくてもカメラを設置できるサービスがほとんどとなっています。カメラを通して高齢者と通話もできます。高齢者の姿を見られるため、いつでも最新の状況を確認可能です。 ただし、常にカメラで監視されている状態になり、高齢者は精神的な負担を感じる恐れもあります。私生活がそのまま映し出されるため、プライバシーにどのように配慮するか考えたうえで活用する必要があります。 センサー検知型見守りサービス 自宅に設置したセンサーにより、高齢者の様子を把握するためのサービスです。センサーは人の動きや温度などを感知でき、通常とは異なる場合に家族に対して通知を出します。 カメラとは異なり、センサーは高齢者の姿を映像でとらえるわけではありません。そのため、家族同士でも最低限のプライバシーを守りたいという意識が強い人におすすめです。高齢者自身も監視されているという感覚をもちにくく、普段どおりの生活を送れます。 自動通知型見守りサービス 高齢者が家電を使用した際に家族へ通知を出すサービスです。たとえば、電気ポットや電話などを使用すると、高齢者が普段どおり過ごしているという事実を家族へ通知する仕組みです。高齢者は好きなタイミングで家電を使用すればいいため、負担はありません。 特別な作業をしたり、安否確認のために大掛かりな工事をしたりするのは面倒だと感じる人に適しています。高齢者が一人暮らしをしている場合にもおすすめです。 対面・有人タイプの見守りサービス 人が対面して安否や健康状態を確認する見守りサービスもあります。具体的な種類や特徴について解説します。 訪問型見守りサービス 担当者がつき、定期的に高齢者の自宅を訪問して状況を確認するサービスです。高齢者がきちんと食事をとっているかチェックし、困り事があれば相談に乗ります。訪問の記録は、高齢者と離れて暮らしている家族にも共有されます。 サービスを提供しているのは、地域と根強い関わりのある郵便局、電気会社、水道会社などです。その土地ならではの状況を踏まえ、犯罪の被害にあわないための情報も提供しています。さまざまなサポートをしてもらえるため、高齢者にとって心強い存在になります。 警備会社の見守りサービス 警備会社のなかには、高齢者から通報があった場合にサポートするサービスを提供しているところがあります。専用の機器を設置するための工事が必要ですが、高齢者にトラブルが発生した際に迅速な対応が可能です。 ボタンを押すとすぐにガードマンが駆けつけたり、看護師に健康状態について相談できたりします。また、普段はセンサーで高齢者の様子をチェックし、時間が経っても変化がない場合は状況に応じて適切な対応をしてくれるサービスもあります。 自治体による安否確認サービス 自治体のなかにも、見守りサービスを提供しているところがあります。たとえば、緊急時に高齢者のもとへ駆けつけるための仕組みを整備している自治体や、民間企業と提携して見守りサービスを利用できるようにしている自治体が存在します。 いずれも、ほかの見守りサービスよりも低コストで利用できる点が大きなメリットです。ただし、提供されている内容は、自治体によってそれぞれ異なります。利用するための条件も違うため、よく確認しましょう。 NPO法人の見守りサービス 高齢者のための見守りサービスを提供しているNPO法人も複数あります。緊急時の駆けつけサービスや通報システムなど、団体によって見守りサービスの内容は多種多様です。 なかには、孤独死を防止するためにLINEを使用した見守りサービスを提供している団体もあります。高齢者だけでなく全世代を対象にしており、誰でも利用できます。 食事の宅配による見守りサービス 高齢者の自宅へ食事を届け、配達のたびに安否を確認できるサービスです。民間企業だけでなく、自治体や地域ボランティアなどでもサービスが提供されています。高齢者に必要な栄養素を考慮した食事を届けてもらえるため、健康面にも配慮できます。宅配時に応答がない場合、家族に連絡してくれるサービスが多いです。 ただし、人によっては食事の内容が好みにあわない可能性もあります。依頼する回数が多ければコストもかさむため、状況にあわせて活用しましょう。 会話型見守りサービス 担当者が定期的に高齢者へ連絡し、安否や健康状態をチェックするサービスです。電話やメールなどにより、高齢者に対して直接確認をとります。高齢者が普段から使用している電話やメールでやり取りできるため、難しい操作を覚える必要はありません。また、サービスを利用するための費用も比較的リーズナブルです。 ただし、緊急時には対応できない可能性があります。また、高齢者自身の回答が正確でない場合、問題の発見が遅れる恐れもあります。 見守りサービスの選び方 見守りサービスを選ぶときは、さまざまな基準を意識する必要があります。ここでは、見守りサービスの選び方について解説します。 予算で選ぶ 見守りサービスはあくまでも自主的に利用するものであり、介護保険は適用されません。基本的に、かかる費用の全額を自己負担する必要があります。コンスタントに無理なく支払える予算を決め、その範囲内で利用できる見守りサービスを選びましょう。 自治体でのサービス提供についても確認する 見守りサービスを探すときは、最初に自治体の情報を調べましょう。住んでいる市町村で見守りサービスが提供されているか確認し、利用条件に該当するかチェックしてください。自治体が提供している見守りサービスは、民間よりも低コストです。無駄な費用をかけずに見守りサービスを利用するために、ぜひ活用しましょう。 導入目的にあわせて選ぶ さまざまな種類の見守りサービスがあり、それぞれできることは異なります。利用目的を明確にしておけば、それに適した見守りサービスを選びやすくなります。必要なサービスをきちんと受けられるようにしてください。 生活状況にあうサービスを選ぶ 見守りサービスは、高齢者の生活状況にあわせて選ぶことが大切です。生活状況にあわない見守りサービスを選ぶと、十分に活用できない恐れもあります。 また、サービスによって対応できる時間やタイミングもさまざまです。24時間対応が必要なのか、緊急時のみ対応できればいいのかについても検討しましょう。 簡単に利用できるものを選ぶ 選ぶ見守りサービスによって、操作の必要性や利便性は異なります。実際に利用する際に迷わず操作できるものを選ぶべきです。機能を活かせるよう、高齢者にとっての操作性を考慮しましょう。 まとめ 離れて暮らす高齢者の安全を守るためには、見守りサービスを活用すると安心です。さまざまな種類があるため、状況にあわせて最適なサービスを選びましょう。 大阪ガスセキュリティサービスでは、近畿圏で「おまもりコール」・「あんしんお元気サービス」をはじめとした高齢者向け見守りサービスをご提供しています。24時間365日、看護師・保健師による健康相談をご利用いただくことが可能で、緊急通報時には駆けつけや救急の手配を行います。 離れて暮らす高齢のご両親の生活をサポートするサービスをお探しなら、まずはお気軽にご相談ください。 大阪ガスセキュリティサービスの資料請求はこちら お問い合わせ 資料請求